第35回 「自らが、社会の変化になれ。」Green innovation坂野晶さんが考える、"本当の"イノベーションの起こし方
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[ゲスト]坂野晶さん(一般社団法人ゼロ・ウェイスト・ジャパン代表理事、一般社団法人Green innovation共同代表)
[パーソナリティ]相馬素美(IDEAS FOR GOOD編集部)
第35回のゲストは、廃棄物削減の政策提言や次世代イノベーターの育成など、サステナビリティの分野で幅広く活躍されている坂野晶さんです!
最近、家庭で出るプラスチック廃棄物に関する修士論文を提出されたという坂野さん。前半は、その地道な実態調査の裏話や、そこから見えてきた意外な事実について教えていただきました。数十家庭に協力してもらって集めたプラスチックごみや、お買い物の記録から見えてきたこととは…?「意識の高さは意外と関係ない」「オプションが増えれば廃棄物は削減できる」など、新たな発見が満載です。
そして後半では、2021年10月に開校し、今まさに進行中のグリーンイノベーターを育てるプログラム「Green Innovator Academy」について語っていただきました。脱炭素社会を実現するために必要なのは、イノベーションを起こすこと。でも、一体どうやって?Green innovationが、”世代縦断、分野横断”のプログラムを作るワケとは?プログラムの詳細からイノベーションに必要なマインドセットまで、熱く語っていただきました。
「2050年、自分たちがどんな社会で暮らしたいかまず考えてみる」「私たちの生活を起点に、自分ごととして考える」「世代や分野を超えて、仲間になっていくことが大事」「こうしたいと思うなら、その変化自体に自分がなる」──など、これからの社会を切り開くためのキーワードが盛りだくさんの27分です!
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ゲストプロフィール:坂野晶(さかの・あきら)さん
日本初の「ゼロ・ウェイスト宣言」を行った徳島県上勝町のNPO法人ゼロ・ウェイストアカデミーに理事長として参画し、地域の廃棄物削減や国内外のゼロ・ウェイスト普及に貢献。2019年世界経済フォーラム年次総会(通称ダボス会議)では共同議長を務め、2020年より一般社団法人ゼロ・ウェイスト・ジャパン代表理事として、循環型社会のモデル形成や展開に取り組む。2021年からは一般社団法人Green innovation理事として、次世代イノベーターの育成も行う。2022年2月現在、京都大学大学院 地球環境学舎 修士課程に在籍し、廃棄物に関する研究を行う。
[Twitter] Akira Sakano / 坂野晶
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【関連サイト】一般社団法人ゼロ・ウェイスト・ジャパン
【関連サイト】一般社団法人Green innovation
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