Jigahouboku عمومی
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置き去りにされたらしい集団から忘れ去られて目の前のことに夢中になり過ぎて号令を聞き逃してしまう黒い荷物を背負ったままでは追いかけようにもままならない目の前の穴に荷物を捨てて身軽になると嬉しくなってこのままでいよう集団には戻らないまま
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扉の隙間から外を見ると内側とはまるで違う明るく賑やかで活気のある世界本当の家に帰ることができたような迷いを抱えたままの人の姿や片隅に積み上げられた廃棄物の塊は見えない外から吹き込んでくる風は新緑の香りを帯びていて少しだけその気分を分け与えてくれる
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腫れ物に触ると嫌な苦味が口中に広がるような違和感を拭えないまま思い込みに支配されてしまう逃げ場のない時に押し付けないで欲しい損なわれたからといって何が変わるわけでもなく分け隔てなく平等に振る舞うべき自分が腫れ物だと思うもの他人から見える自分自身の事
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目に見えない小さなものいつの間に入り込んでくるそのつもりはないとしても大切なものに撒き散らしてしまっている逃れようのない狭い世界でいつ破裂するか分からないぎりぎりのところでどこまで保てるのか拡大しながら色をつけて目にみえるようにしてもそれでどうなるわけでもない逃れられるわけではない
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なくなってもつながっていられるだろうか誰もみたことのない未来未来から来たと言う人がこれから訪れる最期に怯える必要はないと心配することはないいつまでもつながっていられるから嘘つきの目はどこにも見当たらない疑っても仕方ない残された時間をまっすぐに進むなくなった後でも
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代わりにしてもらうできないことややるべきではないことを危ない橋を渡ってでも手に入れてもらう自分からは言いにくい言葉を形にしてもらう繰り返し言わせないでほしい他の選択肢はどこにもない隣の扉を無理やりこじ開けようとしてしまうこうなってしまわないように代わりにしてもらう
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片方だけがつながっているやりたいことができない片方だけの不安定で落ち着かない状態揃っていれば得られるはずのもの想像で埋め合わせるには無理がある中途半端なままの時間を過ごすくらいなら
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抗えない眠気簡単なことさえ難しくさせる許しが得られるまで同じところをぐるぐる回り続けるかつて目にしたことのあるものが自分に重なってしまうあり得ない理解できそうにない考え続けることさえ断ち切られてしまう
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桟橋の上せっかくの風と光の中で余計なことばかり考えてしまう美しい風景には似合わないそれまでの記憶が台無しになる自ら思いついたことではなく見慣れぬ知らせがきっかけになって今必要のないことに支配されてしまう
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重い荷物こんなはずではない誰かの分まで上乗せされている知らされることもなくいつの間にか詰め込まれてそれだけ取り外したり無かったことにもできず見知らぬ人の分まで抱えてしまっている自分で蒔いた種を育てている
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また冷たくなるさっきまでとても温かく感じられていたのに前触れもなく急に人が変わったかのように突然冷たい言葉を投げつけられる笑っていたようにも見えるあれは何だったのか整理がつかないまま何事もなかったかのように再び元の姿に戻るもう何も信じることが出来なくなる
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衝動買いの習慣決して本当に必要なわけではないむしろ持つべきではいどう考えてもないほうがいい言われるまでもなく分かり得ることそれでも再び目にしてしまうと手に入れずにはいられなくなる自分が今しようとしていることがどういうことなのか説明しようのない確かめられた後でそのまま従ってしまう
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真夜中の投函見つかると気まずくなってしまう灯を消して足音も立てずに風に煽られる時だけを選んで少しずつ近づいてゆく誰からなのかわからないようにあらゆる手がかりを排除して寝静まってる間に口をこじ開け押し込んでしまう
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足りないものの代わりに余計なものを抱えてしまっている足りないものの代わり何の説明もなく剥き出しで届けられた二度と目にしたくないもの無視し続けられればいいのにそういうわけにもいかず言い訳の肉付けをしはじめる自分には向いていないことをしても後悔だけで
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驚いたふりをしよう少しくらいわざとらしく思われても気にしないわずかにでも望まれていたりそれほど迷惑にもならなければ変化と彩りを加えるために心の底からではなくても驚いたふりをする出来ればばれないことが望ましい十分に気をつけても気づかれてしまうかもしれない
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道のりは長く今はまだ終わりは見えないやめられるものなら逃げ出してもいいなら辿り着くべき場所それがどこなのか知る由もない今さら知ったところで何かが変わるわけでもないぼやけた頭で視界さえ曖昧になって足も止まるこのままここで眠ってしまいたい
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名残惜しさを感じられるようになってから何を残せるのか残すべきなのかを自問しながら少しでも良い時間になるように細やかな注意を払いつつ肩の力を抜いて無理のない楽な状態でいつまでも続けられるように自然のうちにまた次が楽しみになれるように名残惜しさを感じながら
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何もしないままに過ごす朝から晩まで一日中こうなってしまうとは予想していない予想できていたとしても結果は変わらないそれに懲りずに季節を跨いでも繰り返している何もしない年を重ねて誰かのせいだと今さら声をあげてみても何もしないままの未来は変わらない
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目移りの繰り返し吟味して選んだつもりでもすぐに後悔どちらでもいいとかではなくそれはあり得ない入り口あたりで待たせたままであれこれ言う前に相手の立場に立ってみて頭でわかっているつもりでも目移りしてしまう
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足が遠のいてしまう特段理由がある訳でもなくごく自然に機会がなくなってしまって無理してまで補おうとしたり埋め合わせの必要に駆られつながったままでいようとする試み無意識のうちにそうすることができなくなっていたいい匂いがする坂道を下りながら懐かしい壁の模様を辿ってみるとあの頃のまま変わらずに残っていた
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言葉のもどかしさ伝わりそうで伝わらない間を読み取ってもらえずに落ち着きを無くした感情の乱れ力任せにぶつけてしまえばそれでも思い通りにならないうまく伝えられないああしたいこうしたいそれぞれに分かり合えそうにない同じ思いになれなくてもせめて誤解を生まないように
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待っている間に予期せぬ事が起こるたまたまそこに居たための巻き込まれその結果うまくやり過ごせないでいると意図せずに怒らせてしまって状況はどんどん悪くなってしまって待ち合わせどころではなくなった見知らぬ影が見えないところからこちらの様子を伺っている
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削られる残り容赦なくただでさえ切迫しているところにまともで居られるはずのない悪い結果が手招きしている狭い筒の中へ閉じ込められあとわずかに残る拠り所さえも何度も繰り返し削られてしまう
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どういうつもりでまた同じことをする嫌というほど思い知らされたはずなのに尋ねられる度に視線を合わせ深くうなづいていたのにやるべきこと伝えるべきことを繰り返し出来る限りのことをしてあとどのくらいこの状態を続ければいいのかどういうつもりでまだそこに居続けている大人になれないままぼんやりとした未来を浪費し続ける
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近くに来ても大丈夫たぶん嫌がったりしない必要以上に目が合ったり気にせざるを得ない振る舞いがあっても最低限度の距離を保てている限りとなりに居ても大丈夫わざとらしく大人のふりまでして庇う必要はない言葉に出さないだけで伝えたいことがないわけではない
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空っぽに見えると言われる同じことしかしていない休むことなく繰り返すだけの刺激なく平坦で抑揚のない何が楽しくて何もない状態でいられるの余計なお世話の空っぽに見えるどちらかと言うと鏡のようなそっくりそのままお返しをする
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自然消滅終わらせるつもりはなかったのにいつの間にか終わってしまっている依存してしまうくらいに繋がりを求めていたあたりまえだった習慣が無くなって思わぬ形で気付かされる理解不能なこれまでの記憶無くしてしまったはずのものと代わりに得られた余裕のようなものもう少し早く気がついていれば傷つけたりすることもなかったはず
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止めて欲しいこんなはずではない望まれない展開無意識のうちに自らそのように仕向けているそんなはずがない記憶のないところで内側にある何かが動いてしまっている自分ではどうしようもないから誰かに止めて欲しい望んでいないのにはみ出してしまうのを取り返しがつかなくなる前に
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直すべきところ自分自身の訂正箇所直しても直しきったつもりでも次から次へと浮かび上がるまだ隠れたままの直すべきところ手遅れになる前に見つけられたらいいのにあちらこちらに取り残されたままの直すべきところは無くなりそうにない
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気がつくと尻尾が生えていた望んだものではない何の前触れも予感もないまま思いもよらない形で傍から見て分からないようにどうにか仕舞い込んで誰かに相談しないとあるいは診察してもらうための駆け込むべき場所はどうすれば調べられるのか何の変化もない日常の終わり尻尾が生えていることに気づく
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できない理由を代わりに見つけて欲しいどうにもならない自分では解決できないないはずがない理由を見つけることができないどこかにあるはずこの状態から抜け出すためにどうしても見つける必要があるできない理由を少しでも早く出来るだけ早く届かないままで溺れてしまういつ頃からこうなっていたのかよくわからない気付けばこの状態だったそもそもできていたことの記憶もない記憶がない
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迷子になる親しみのあるはずの場所で誰も足元を掬ったりしないのに迷子になってしまう余所者であるはずの自分の居場所さえ用意されているしその居心地も決して悪くはないのにいつまでも拭えない疎外感端々に感じ取って取り込んでしまうとどこかぎこちなく不自然な自分から抜け出せない借り物の器に閉じ込められたまま
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今日が最後の日だと直接知らされるあまりに突然のことでどうしていいかわからない何の予兆もなく気付けることもなく今この場で出来ることが見つけられずにいるといつかまた何処かで必ず会える日が来る気がすると屈託のない笑顔で告げられる
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行き先不明の列車に乗り込んで予告なく動き出す旅の途中いつ終わるのか見当もつかない時折思い出したように見知らぬ駅に停車するそこで乗り降りする姿は見られないそもそも自分以外に誰もいないことに気付いてから行き先などどうでも良くなっていた
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覚えているはずの味が思い出せない積み重なった日常の上で確かに記憶されたはずの頭と身体の中で紐付けられていない予想ができないままに不安とともに取り込んだ後吐き出さざるを得ない受け入れる事は出来そうにない
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ようやく理由のわかる今頃になってあの時の意味がわかる窺い知ることができなかったために言葉の足りないままの傷つけ合いいまさら元には戻れないとしても理由がわかることで変えられるこれからの振る舞い
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来年の今頃この場所は無くなっている確実で疑いようのない未来の約束目の前で誰かの手のひらが開かれて小さな煙の立ち昇るやがてやるべき事の選択肢の示される決して難しくはない言葉誰にとってもわかりやすい表現で今できることを思い巡らすように促している
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準備不足に陥る前に本末転倒になるくらいの入れ具合で前に倒してわずかな隙間も与えない黒いねずみが横切る坂道の途中においても考え続けることさえやめなければ身体ひとつだけでも十分に事の足りる飽きることを知らなくらい繰り返し同じ作業にのめり込んで
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もらえるものはもらうその資格がある限りどのように受け取られるとしてももらえるならそのすべてをもらったままで終わらせず何かに役立てようとする必要がないように見えても関わりを持たないままでいるよりは
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たまたまその時だけ普通ではなかった他に説明のしようがないそれまで知られていた印象とはまるで違う疑いの目にさらされる少しずつ離れてゆく気がつけば誰もいない自分でもよくわからない自分以外の何かになっていて記憶も曖昧なままで今となっては人ごとのように
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やめられない病しつこく繰り返し浮かんでくる不快でいたたまれない感覚を無意識の行動で打ち消そうとする自分がすることを抑えることが出来ない代わりに誰かにどうにかして欲しい減ることなく増え続けるのを止めて欲しい
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同じものを追いかける自分がやらなくてもいいことをそれぞれが同じように直接追い回しているやるべき人だけが追いかければ済む話でも少しでも早く気になって仕方のない続きを先取るような手がかりを行き着く先は同じ時が過ぎれば同じようにもたらされるそれでも今すぐ知らずにはいられない
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一緒に居たくない伝えていてもその場に置かれてしまうそれを拒めるほど強くもないできるだけ距離を取って間違っても目が合ったりしないように気配を消して下を向いたまま思い出したくない考えたくもない同じ空気を吸わないために口を塞いで息も止めて見えないところで気を失っていたい
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早く良くなればいいかつてのように行きたい場所へ向かう心置きなくそれが出来るようにやるべきことをひとつずつ終わらせて少しでも早い時間に会いにいく目に見えない不安を減らせるように懐かしい話を未来に置き換えながら
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帰りの門を二回くぐって繰り返しになる家路を急ぐ入り口であり出口でもある帰りの門地面を突き破って現れた二本の銀色の柱がつながるあたり巨大な一粒の種の見える鈍く光る粒子をばら撒いているような柱の間
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